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平成21年4月

岡山県の酒米「雄町」とは?

<<「酒米」って?>>

酒米は、大粒で米の中心の心白と呼ばれる白い不透明な部分が大きいのが特徴で、通常食べる米に比べ非常に酒造りに適しています。

一方で、米の生産者にとっては、「栽培が難しい」「収量が低い」といったことから、非常に手間がかかります。

岡山県は、全国の中でも一年間の日照時間が長く「晴れの国」として知られており、また、豊富な水量、穏やかな風といった気候風土から、栽培が難しい酒米の生産に適した地域です。

<<「雄町」って?>>

江戸時代末期の安政6年(1859年)に岡山県上道郡高島村大字雄町(現岡山市雄町)在の篤農家、岸本甚造氏が発見した米で、現在もなお主に岡山県で生産されています。

背丈が160cm以上になり倒伏しやすく栽培が難しいため、全国の酒造家に渇望されながら普及が進まず「幻の米」とよばれています。

「雄町」でできた酒は、独特のやさしさとまろやかさがあるといわれています。

また、「雄町」は、現在広く普及している酒米「山田錦」や「五百万石」のルーツとなった品種です。

(参考)岡山県酒造組合HP

稲穂の写真

※通常の稲より背が高く、穂が大きいため頭を垂れている「雄町」。ただし、近年の品種に比べ穂数が少ないため収量は少ない。

生産者の写真

※160cm程にもなる「雄町」。農家にとっては扱いにくいです。

「雄町」の稲株の写真

※「雄町」の稲株。倒伏しやすいといわれている「コシヒカリ」や「山田錦」よりもさらに長い。

「雄町」の系譜図

※「雄町」の系譜図。酒米に多く使われている「山田錦」や「五百万石」も「雄町」の子孫。


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